2013年7月9日火曜日

受験に向けた高3夏休みの使い方②〜理系科目編

前回に引き続き、今回は夏休みの使い方@理系科目編です。

神大受験で特徴的なのは、二次試験で数学が必修科目になっている点です。
これは、同大学が経済学・経営学の権威的大学であることに起因するのかもしれませんが、文系の高校生には数学が苦手な人も多いので、受験の時にウエイトを占めることになってくると思います。

①数学
数学も、単元ごとに期間を分けて勉強するのが一番効果的です。例えば、自分の苦手分野が三角関数とベクトルであれば、それぞれ一週間ずつ割いて勉強する、などです。

数学の参考書は、絶大な支持を得ている新課程チャート式基礎からの数学1+Aチャート式基礎からの数学II+Bが一番重宝します。また、神大受験に限れば、数学には奇問・難問はそうは出てこないので、基本的な部分をしっかりと理解するように勉強をしましょう。

僕の場合は、一冊の問題集を何度も何度も解き直し、解法を覚えるようにしました。
解法を覚えるというのはとても重要なことで、数学の場合、問題を読んで瞬時に解法が思い浮かぶかどうかで、問題が解けるかどうかがほとんど決まります。ですので、夏休みは解法を覚えることに重点を置きましょう。問題を見て、少し考えても分からなければ遠慮なく回答を読んで、解法を覚えます。
その際、必ずエンピツ(シャーペン)で書くようにして下さい。

自分でエンピツを動かす、書いてみることで、より早く身体で覚えることができます。

そしてもう一つ、様々な解法を知っておくことも良いです。三角関数を使ったり、微分積分を使ったりベクトルを使ったり、証明問題では引き出しの多さが結果に現れることもあります。

夏休みは自分の苦手分野の克服・理解を重視しながら、得意分野も練習を軽くして、頭を使うことを心がけて下さい。

ちなみに僕は、数学を基本からみっちり勉強して、当日のセンター試験でIAは満点を取りました。


②理科
理科も単元ごとに勉強し直しました。
僕は化学だったので、無機物、有機物、molの計算など、教科書に載っている単元ごとに図表と問題集を使って練習をしました。
社会科でも当てはまりますが、図表は元素表を一覧で見たり、各元素の絵(特に固体)をイメージするのに重宝しました。
問題集はシグマ基本問題集など、一冊で良いと思いますが、学校で準備されるものもあると思うので、無理に買わなくても良いと思います。
化学の場合は計算問題もあったので、それは必ずノートに書いて解くようにしていました。

理科はセンター試験だけなので、それほど力を割く必要は無いと思います。
逆に言うと、夏休みに基礎をしっかり固めておけば、二学期からは二次試験対策に集中することができます。


0 件のコメント:

コメントを投稿