今回は、神大の二次試験英語についてです。
神大英語は、理系でももちろん出題されます。内容もしっかりとしていて、手前味噌ではりますが毎日の積み重ね、繰り返しによって力がついていきます。
このブログは、主に神大文系受験者向けに書いていますが、英語については文理問わずあてはまるので、理学部や工学部等を受験する人も参考にして下さい。
また、英語は大学に入っても使いますし、その後仕事でも必要になることがこれからは多いと思います。可能であれば、大学受験で基本的なことはマスターして(特に単語)頂きたいです。英語をしっかり勉強したことは、大きな貯金になりますから。
●傾向
神大英語は、長文二題と英作文二題(大問の数は3つ)というのが一般的で、近年もそのまま推移していると思われます。
小問では、英文和訳、語句補充(前置詞や慣用句)、整序問題等幅広く出題されています。
英作文も、やや長めの文章、複雑な文章が出されています。
いずれにせよ、単語や構文把握、和訳等、基本的なことをきちんと覚えている、理解しているかで、きちんと点数は取れます。
ここでは、①単語②長文③英作文の、三つに分けてまとめていきます。
①単語
単語は何と言っても地道に覚えるのが一番です。
単語帳は一冊(もしくは一シリーズ)だけにし、一日5個、10個と数を決めてコツコツ覚えていくのが一番確実で、近道です。
単語帳は沢山の数が出ていますが、僕の一番のおすすめは英単語ターゲット1900
です。これは高校の時に使っていましたが、試験に出る順で登場するので、無理なく覚えていくことができます。システム英単語
も僕の友達の多くが使っていて、優劣は付けがたいので、単語帳については本屋で見比べてみる等、最初は二つ以上を使って比較し、その後自分にあったものを選べばいいと思います。
そして、必ず一冊を最後まで使い切りましょう(ただし、神大受験では、英単語ターゲット1900
を使う場合、一番難しい箇所(Part3)は殆どでないので、無理に覚えなくても大丈夫です。)。二冊以上手を出すと中途半端になってしまいますし、「これ」と決めた一冊を最後まで使い切るのが大切であり、王道です。
(僕も単語帳は使い潰しました。)
②長文
一口に「長文」と言っても、小問も含めると文法問題も含まれるので、読解力はもちろん、文法の弱点強化等についてもここで触れます。
まず意識するのは「長文に慣れる」ことです。一度、本格的な受験勉強を始める前に過去問を解いてみましょう。そこで、分量が多い、等のように感じた場合は、長文に慣れる必要があります。
僕が一番使いやすいと思った長文問題集は、河合塾の「やっておきたい長文シリーズ」です。これはやっておきたい英語長文300
、やっておきたい英語長文500
、やっておきたい英語長文700
、やっておきたい英語長文1000
の四つがあり、それぞれの数字が掲載されている長文のだいたいの文字数を表します。神大受験には「700」までは一通りやっておきたいところです。一冊に30問程度収められているので、一日一題ずつ解いても3ヶ月間、みっちりと力を付けられます。
また、「ややこしい文章の読解力(構文把握力)をつけたい」という場合は基礎英文問題精講
が一番おすすめです。小さい参考書ですが、一ページ一タイトル(関係代名詞etc)で主題がまとまっているので、英文和訳の練習にも最適です。似たものに英文標準問題精講
もありますが、解説が薄っぺらいのと、古典小説からの出題もあるので、ある程度英語に地震がある人、もしくは阪大や京大、東大を志望している人向けです。
同じく、基本的な文法からもう一度復習する/文法が分からない時に見直すのに最適なのが総合英語Forest
です。ここでは仮定法や関係代名詞、分詞などはもちろん、前置詞や時制、節等、まさに「文法を網羅」している参考書です。ここに載っている文法を全て理解すれば、長文読解、英文和訳は怖くなくなります。
そして、文法問題を解くに欠かせないのが全解説入試頻出英語標準問題1100
。並び替え問題、空所穴埋め、単語(熟語)挿入など、様々な方法で出題されるので、これ一冊を何度も解くと、二次試験で出てくる小問文法問題(そしてもちろんセンター試験)は解けます。
最後に英作文ですが、これは問題を解くごとに、先生に添削をしてもらうのが一番です。または、友達と一緒に解いて回答を見せあい参考にするのも良いでしょう。
英作文といっても、自由英作文とそうでないもの(出題された文を訳すもの)の両方がありますが、神大二次では年度によってどちらか一方が出題されるので、両方まんべんなく解けるようにしておくのがベターです。
自由英作文には大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編
を、それ以外には入門英作文問題精講
を使いましょう。
英作文でのポイントは「自分が知っている単語、文法を使う」ことです。そして、より多くの引き出しを持つためには、上に書いた単語や文法の勉強がモノをいってきます。
特に、英作文は配点が大きいかつミスによる原点方式ですので、確実に部分点を取れるような文章を書けるようにしておくことが大切です。
また、英文に触れる中で使えそうな文章や構文に出くわした際は、それも自分のものにできるようにしましょう。ゼロから勉強しなくても、工夫次第で引き出しを増やす方法は沢山あります。
神大英語は、理系でももちろん出題されます。内容もしっかりとしていて、手前味噌ではりますが毎日の積み重ね、繰り返しによって力がついていきます。
このブログは、主に神大文系受験者向けに書いていますが、英語については文理問わずあてはまるので、理学部や工学部等を受験する人も参考にして下さい。
また、英語は大学に入っても使いますし、その後仕事でも必要になることがこれからは多いと思います。可能であれば、大学受験で基本的なことはマスターして(特に単語)頂きたいです。英語をしっかり勉強したことは、大きな貯金になりますから。
●傾向
神大英語は、長文二題と英作文二題(大問の数は3つ)というのが一般的で、近年もそのまま推移していると思われます。
小問では、英文和訳、語句補充(前置詞や慣用句)、整序問題等幅広く出題されています。
英作文も、やや長めの文章、複雑な文章が出されています。
いずれにせよ、単語や構文把握、和訳等、基本的なことをきちんと覚えている、理解しているかで、きちんと点数は取れます。
ここでは、①単語②長文③英作文の、三つに分けてまとめていきます。
①単語
単語は何と言っても地道に覚えるのが一番です。
単語帳は一冊(もしくは一シリーズ)だけにし、一日5個、10個と数を決めてコツコツ覚えていくのが一番確実で、近道です。
単語帳は沢山の数が出ていますが、僕の一番のおすすめは英単語ターゲット1900
そして、必ず一冊を最後まで使い切りましょう(ただし、神大受験では、英単語ターゲット1900
(僕も単語帳は使い潰しました。)
②長文
一口に「長文」と言っても、小問も含めると文法問題も含まれるので、読解力はもちろん、文法の弱点強化等についてもここで触れます。
まず意識するのは「長文に慣れる」ことです。一度、本格的な受験勉強を始める前に過去問を解いてみましょう。そこで、分量が多い、等のように感じた場合は、長文に慣れる必要があります。
僕が一番使いやすいと思った長文問題集は、河合塾の「やっておきたい長文シリーズ」です。これはやっておきたい英語長文300
また、「ややこしい文章の読解力(構文把握力)をつけたい」という場合は基礎英文問題精講
同じく、基本的な文法からもう一度復習する/文法が分からない時に見直すのに最適なのが総合英語Forest
そして、文法問題を解くに欠かせないのが全解説入試頻出英語標準問題1100
最後に英作文ですが、これは問題を解くごとに、先生に添削をしてもらうのが一番です。または、友達と一緒に解いて回答を見せあい参考にするのも良いでしょう。
英作文といっても、自由英作文とそうでないもの(出題された文を訳すもの)の両方がありますが、神大二次では年度によってどちらか一方が出題されるので、両方まんべんなく解けるようにしておくのがベターです。
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英作文でのポイントは「自分が知っている単語、文法を使う」ことです。そして、より多くの引き出しを持つためには、上に書いた単語や文法の勉強がモノをいってきます。
特に、英作文は配点が大きいかつミスによる原点方式ですので、確実に部分点を取れるような文章を書けるようにしておくことが大切です。
また、英文に触れる中で使えそうな文章や構文に出くわした際は、それも自分のものにできるようにしましょう。ゼロから勉強しなくても、工夫次第で引き出しを増やす方法は沢山あります。

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突然すいません。
返信削除英語について質問です。
英熟語はどうやって覚えたのですか?
英熟語の参考書は
単語と同じくターゲット1000なのでしょうか?
英熟語の勉強方法と良い参考書を教えて下さい。
ささのめい様
返信削除コメントありがとうございます。
英熟語は、僕は「頻出英語熟語問題1000」を使いました。
ブログ記事にamazonへのリンクも貼付けましたので、もし手元に内容でしたらこちらのリンクよりご購入下さい。